そばのコダワリ

提供:上田そば

0294−72−2459
太田市馬場町
(旧東バイパス、駅前を里美方面へ行く、
ホテル立甚の正面にある)


最近の蕎麦ブームのおかげで、自分で蕎麦を打って、食す人が増えてます。
その方から、よく質問されるのが、「どうして細くて長い麺が出来るの?」
「どうしてこんなに細いのにコシがあるの?」、です。それにはちょっとコツが要ります。


ぼちぼちと、伝授してまいります。


その前に私(上田)のコダワリを聞いてください。


<コダワリその1>「太田そば」で日本一の「金砂郷そば」を越えろ!
私は、気候・肥料・収穫時期の調整で香り・うまみが決まると考えて、太田の農家人と協力し合い、毎年、試行錯誤ですが研究しております。今年は、収穫時期を早めます。詳しくは秘密。

そば粉はもちろん、自粉です。中国産が混ざらないように注意してます(信頼おける製粉所に自分で収穫した蕎麦の実を持ち込みます)。


<コダワリその2> 水は湧き水を

週2回汲みにいくマメサぶり。蕎麦を練る時の水と、付け汁の水は軟水の湧き水を使う。

<コダワリその3> 粘りは人力でだす!

私は、7:3のそば粉を使いますが、粘りは始めの練りで変わります。よーく練って、中の空気を出します。機械で練ると、力が強すぎて、硬くなります。人の重さ・力がちょうど良いと考えます。


<コダワリその4> ダシは江戸前のサバ・カツオでとる

たっぷりのサバとカツオの削り節を使います。煮過ぎると匂いがつき過ぎますので、煮過ぎない事。昆布など一切使いません。


<コダワリその5> 蕎麦はやや太麺でなければダメ!

やや太麺でなければ、蕎麦の香りとうまみ(甘味)が味わえない。麺の幅約2mmで切る。


<コダワリその6> 麺のコシは茹方

麺のコシは茹で加減で決まるが、気候変動があるので、加減を要する。


<コダワリその7> 麺は4升の湯で1人分を茹でる

これだけの湯を使わないと、約80cmの細麺が切れてしまう。

<コダワリその8> 食べ方
最初の一口は汁を付けないで、香りとうまみ(甘味)を味わって欲しい。そして、付け汁はあまり付けないで食べてみて下さい。


蕎麦の作り方を伝授します
お客様から良く聞かれること